2019年度 会長挨拶

日本女性法律家協会
会長 野崎 薫子(弁護士 25期)

日本女性法律家協会は、1950年(昭和25年)の創立で、その特色は、裁判官、検察官、弁護士、法学者という、法に関連する全ての分野の会員を擁していることにあります。これまで当協会は、我が国における女性法律専門家集団として、会員相互の研修・交流等のほか、司法及び法学並びに女性の地位に関する調査研究と意見表明、国連NGO団体への参加、他の女性団体との交流、市民のための法律相談等の活動を続けてまいりました。

当協会は、来る2020年に創立70周年を迎えるにあたり、6月13日(土)に記念シンポジウム「共生の未来へ」(於日本弁護士会館クレオ)及び式典等を開催する準備を進めております。

2010年の60周年記念シンポジウムでは、「多様な生き方と法のこれから」をテーマとし、社会の発展に連れて多様な生き方が可能となる一方、格差や歪みが増大する状況の下で、社会全体を等しく支える存在が求められており、それが女性法律家の専門職団体として当協会が担う役割であることが改めて確認されました。

そして70周年記念シンポジウムにおいては、社会経済構造や雇用制度等が一層多様化した中で、誰もが社会の一員として等しく尊重され、包み込まれて共に生き、未来に向けて進むために、当協会がどのように役割を遂行してゆくべきかという問題をさらに深く皆様と考え語り合う機会とし、その成果を今後の活動の源とする所存です。近々ポスター・ちらしが作成でき次第、ご案内申し上げます。

他の70周年記念の企画としましては、当協会の歴史を会報から振り返るとともに、法曹を志す若い方々へのメッセージを新たに加えた新書の出版、会員の皆様との相互交流を発展させるためのホームページの改訂を企画中です。

これまでの周年事業と同様、70周年記念事業も、会員の皆様始め当協会にご理解ある皆様お一人お一人のご協力があってこそ実現することができますので、是非ご参加頂き、忌憚のないご意見を賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。